沖縄が日本でなくなる日(抗告訴訟)

 「沖縄が日本でなくなる日」10回目です。
 昨日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。普天間飛行場の辺野古移設計画を巡り、沖縄県は25日国を相手取り「抗告訴訟」を那覇地裁に起こしたものです。
 内容は、翁長知事による辺野古埋め立て承認取り消しの効力を止めた国の決定を取り消すと言うものです。知事は会見で「あらゆる手法を尽して吉は作らせない、可能性のあるものは全部やっていく」と述べ、さらに「心情的には、やむにやまれずと言う思い、国の強権的な手法から県民の誇りと尊厳を守るため、やむを得ない」とも述べています。これにより、沖縄県と国が互いに訴えあう事態になりました。しかし、「抗告訴訟」は行政機関同士の争いを想定していないという指摘もあり、そうなると県には訴える資格がなく却下される事も有ります。
 一方、移設計画を進める中谷防衛相は「抗告訴訟」を遺憾とし作業を進める考えを改めて表明しました。菅官房長官も「我が国は法治国家なので、法令に基づいて対応していく」と言っていますが…どの口が言うとんじゃ~!と思いませんか?辺野古問題ではずっと国の強権的な行為を観てきました。これが法治国家のすることでしょうか?とにかく今、国は法的な決着が着くまで工事を行ってはいけないのです。
 さらに、翁長知事が審査を申し出ていた第三者機関「国地方係争処理委員会」は24日、「国交相の判断は一見、明白に不合理とは言えず、審査の対象外」として却下しました。地方自治法では結論に不服がある場合、高裁に提訴できます。新たな訴訟が起こると、3つの裁判が並行してしまいます。
 なんかややこしいですね、本当に訳ワカメ状態です・泥試合です。この前、報道ステーションが「コザ暴動」を特集していたとき、辺野古問題についてコメンテーターが翁長知事ももう少し大人に成らないと、と言っていましたがそれは政府が今の態度を改めない限り無理だと思います。先日、「天皇メッセージ」を取り上げた際に述べましたが、天皇には沖縄に対し、懺悔・感謝・謝罪の気持ちが有ります。しかし、安倍政権には、そのようなものは無い様に感じられます。私の目に映るのはたとえ沖縄が勝訴しても構わずに埋め立て工事を進める政府が有ります。安倍首相は即刻工事を中止し、沖縄の人々に強権的な手法を詫びた上で裁判の判決を待つべきだと思います。そして国が勝訴した場合、翁長知事も、もう少し大人に成るべきでしょう。

この記事へのコメント