1月29日、福岡高等裁判所那覇支部で3回目の口頭弁論が行われました。弁論では翁長知事の他、環境の専門家等8名の証人を法廷に呼ぶかどうか?が審理されました。国側は必要ないとの主張でしたが、田見谷裁判長は翁長知事と稲嶺名護市長の2人を呼ぶことを認めました。
次回の口頭弁論は2月15日で翁長知事が証人として呼ばれます。そして、2月29日に稲嶺市長が呼ばれすべての審理を終える予定です。2人の証人に対して国と県は埋め立て承認を取り消した経緯などを質問します。早ければ今年度内に訴訟の結論が出るという事ですがどうでしょう。
裁判で、田見谷裁判長は国と県に和解を勧告しましたが、結論は出ていません。国と県が、和解をする場合何処に落としどころを持っていくのでしょうか?今回の口頭弁論で決着が着くのではないか?と思っていましたがどうやらもう少し時間が掛かるようです。只、今回の口頭弁論で決着が着くとしたらたぶん国の全面勝訴で、終わってしまう可能性が大きかっただけに、今後の裁判が注目されます。
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